日文6(15)



「もうすっかりお薬効いちゃってますね……??先辈のおめめ、すっかり蕩けて……とっても可爱くなっちゃってますよ……??その証拠に……ほら……??」

ビータは人を小马鹿にするような笑みを浮かべると自らが身に付けているミニスカートの裾をつまみ、すーっと持ち上げる。必然的にスカートがたくしあげられ、黒いタイツに包まれた魅惑の太ももがゆっくり露になっていく。しかし、なおスカートはめくりあげられていく。その様子からめをそらすことは出来ない。
スカートの奥が见えるまであとすこし、あと3センチ、2センチ、1センチ……

「くすっ……??」

あと、5ミリもない。そのタイミングで彼女は裾から手を离した。见えそうだった奥も、目を惹き付けてやまない太ももも再びスカートの暗がりに隠れてしまう。
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「先辈、すごく残念そうな顔、してますよ……??敌の干部のパンツ、そんなに见たかったんですかぁ……??」
「ぁ、それ、は……」

彼女の言叶を否定できなかった。それくらい、今の俺はビータに……ショコラに、メロメロになっていた。敌であることは理解している。でも、そんなことどうでも良くなるほど俺の心は彼女への恋心に侵されていた。それが例え、作り物の恋慕だとわかっていてもなおその甘い感覚に身を委ねたくなるほど、既に俺はショコラに梦中になっていた。

「先辈……??私のからだ、味わってみたくないですかぁ?ちょこれいとより甘い、私の魔性の身体……味わいたく、ないですかぁ……?」

そして。
そんな様子の俺をみてショコラは次の诱惑に切り替える。俺を虏にすることを目的とした诱惑から、彼女の目的を果たすためのに。 nwxs9.cc

「もし、先辈が私の质问になんでも答えてくれれば……先辈に私のからだ、食べさせてあげますよ……??例えば……」

ショコラはそこまでいうと一度言叶を切り、俺に向けて吐息をふぅ~…っと吐き出す。はきだされたその吐息は明らかにただの息ではなく桃色のガスとなって俺の顔に吹きかかる。ぞわりとする快感。脳みそを腐食し溶かすように、一息しただけでどろりと思考が融解される甘い吐息が吹き挂けられ、辛うじて逃げようともがいていた俺の力がガクンと抜ける。脳内に直接影响を与えられてるからか、视界はまるで桃色のフィルターでもかけられたかのように周囲が见にくくなる。しかし一方でショコラ自身はくっきりと见える。背景が桃色に包まれたためか、それともこれもガスの影响か。さっきまでよりショコラの身体がはっきりと见え、目がそらせなくなる。
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