「な!」
勇気の口から惊きの声が飞び出した。
とても绮丽な顔立ちをした怪人で、勇気よりも背は几分ばかり高そうだ。しかし、勇気が惊きの声を上げたのは、彼女の美しさにではなく、その异常なまでに大きな乳に、だった。形の整った、それでいて軽い动作で波打つほど柔らかさを保った爆乳。人の乳房ではありえない造形と大きさをもつそれを、あろうことか完全に露出させた状态で现れたのだ。
勇気はすぐに顔を伏せた。
当然だ。思春期の、ましてや女性経験のまったくない勇気には刺激の强すぎる光景だった。
そんな勇気の心境を知ってか知らずか、勇気の顔の位置までかがむと、おもむろに説明を始める。
「今からアトミックブルー、勇気君のヒーロー人格処刑を始めます。ふふ、た~ぷり楽しんでくださいね。项目はギロチンです?ふふ、恐いですか。でも、大丈夫。きっと、【もっと~、もっとしてくださ~~い】っておねだりしちゃいますよ?ちゃ~んと后で种明かししてあげるから。まずは下ごしらえに、うふふ、このローションを全身にかけていきますね?」
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そういって怪人は、一つの瓶を手に取って见せつけてきた。
中には白く、ドロッとした液体が入っていた。そして、怪人が盖を开くと、甘ったるい匂いが部屋中に充満する。
「あは、いい匂い。じゃあ、ゆ~っくりかけていきますね?」
すると、左肩にひんやりとした感覚がして、そのまま滑り落ちるように胸へお腹へと流れていく。そうして今度は右肩へと。右肩からツーっと垂れ流れていくローション。
(あれ?)
そこで今までにない感覚が芽生えた。
(なんだろう、ゾクゾクする。それに、あ、热い。なに、これ!)
「あぁ、ん、あ」
ローションの流れた个所を中心に全身に広がる甘ったるい感覚。その感覚がどんどん鋭敏化し、热を帯び始める。
「く、ぁぁ、何を、ぁん、」
「あら、耻ずかしいヒーローさん?たったこれだけで、感じちゃってるんですか?いやらしいヒーローさんですね?怪人に拘束されて感じちゃうなんて、悪い子?お仕置きが必要ですね?」
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そう言い、壁际まで歩いていくと、とある大きなハートマークの模様が左右にスライドして开いた。そこにはいくつもの道具がつるされている。得体のしれない棒や筒のようなもの。
勇気には初めて见るものばかりだった。
そして、彼女が选び取ったものはグローブだった。それを両手二人分。
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