不意にミリアが立ち上がり、腹部への圧迫感が无くなった。
「ふぅ…これで私の説得はおわり。私を连れていくかはラルスくん次第だね」
最后にペロリと舌を覗かせるミリア。その光景を见ただけで、ズグンと腰の奥で热い脉动が起きる。ジンジンと疼きを诉える股间。一度味わってしまった快感はきっといつまでも僕を苛むだろう。
心の奥で、彼女を连れていけばまたこの快楽を味わえると诉える僕がいる。
それでも、まだ全部は堕ちきっていない。断れる。まだ僕は彼女を拒める。
「……ぃ…ひみふぉ……っ!?」
君は连れていけない。僕は僕の选ぶ仲间と戦う。
そう言叶にしようとして、しかしそれは叶わなかった。
口から出たのは言叶にならない情けない声。吕律の回らない口。
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ミリアが施した魔性のキス。
それは、僕から心だけでなく言叶まで夺おうとしていた。彼女に弄ばれた舌はその卓越した技巧に呑まれ、言叶を纺ぎだすだけの力すら络めとられている。
惊愕する僕に、ミリアは悪戯気な笑みで语りかける。
「気が早いよぉラルスくん。言ったでしょ?私の説得はおわりって。まだあと二人、スピカちゃんとアヤメちゃんの説得もしっかり受けてあげないと」
その言叶と同时に僕の腕を包んでいた温かで柔らかな感触が离れる。
「ふふふ。今度は私が诚心诚意ラルス様を説得させていただきますね」
そう言ってシスターが、スピカと呼ばれた少女が再び僕に跨がる。
さらさらと清らかな川の流れのようにまっすぐな金の髪に、见るものを安心させてしまうような微笑み。女性的な柔らかさと包容力を全身から放つその体躯。彼女のその豊かな胸部は、仅かな身动ぎにもたゆんと震え、その柔らかさを余すことなく主张する。
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いつの间にかアヤメと呼ばれた少女も僕の腕を离し、ズボン覗くと元へ移动しカチャカチャとベルトを外そうとしている。
「それでは早速……失礼させていただきます」
その言叶とともに、スピカがゆっくりと僕に向かって身体を倒す。同时に僕の后头部に腕を回し持ち上げる。どんどんと迫る大きな胸。圧倒的な女性としての魅力に、僕はただ目を见开き息を呑むことしか出来ない。
────そして、
「むぐっ……!?」
柔らかな感触が、僕の顔を包み込んだ。
「ラルス様がおっぱいから离れられなくなるくらい魅力を刷り込んであげます」
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