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日文676(48)


 困惑する男に构わず、爱理は続ける。
「我が社の系列企业も医疗事业への进出を図っているんです。その为の足挂かりとして、既にある医疗法人を伞下に加えることが确実性が高いと判断されましたの。ですから――」
 女は男の间近にまでその顔を近付ける。
 男の心臓が更に高鸣った。
「理事长先生の高下会を、我が社のグループに下さらないかしら」
 そして女の手が軽く、既に限界まで反り返った男の股间にズボンの上から触れられたのだ。
「うぐっ……」
 电撃のように走った刺激に、男は堪らず身体を屈める。
 オーダーメイドのズボンの生地に黒い染みが涌いた。
「ふふふ……」
 爱理は新から离れると、ゆっくりとスーツを脱ぎ出す。衣擦れの音がはっきりと室内に响く。しばらくして、女は魅惑的なランジェリー姿になった。そして、繊细な刺繍の黒いブラを取り外すと、形の美しい乳房を露わにして、ベッドへと座る。
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「高下会は巨大财阀グループの伞下になるんですよ。悪い话じゃないでしょう」
 不敌な笑みと共に、爱理は髪を掻き上げた。
「うう、だ、だが……」
 呻くように、新は言う。
「だが、何です?」
 视线を男から外さぬまま、爱理は讯き返す。
「そんなこと、简単に出来る訳ない。理事会にも挂けなければ……」
「そこをどうにかするのが、理事长先生のお仕事でしょう」
 ゆったりと寛ぐように、女は言った。
「亲族経営で継いだ法人の理事会もまとめられないようでは、どの道高下会の先は暗いわねえ」
「う……」
 きらめく夜景を背景にして悠然と构える女の艶姿に、新は目を逸らすことが出来ない。この女が自分が経営する医疗法人を乗っ取ろうとしているつもりだと分かっても、男の本能は依然として女を求めているのである。そして、渇望する女は目の前にいるのだ。 nwxs8.cc
「そういえば、先生の甥も理事の一人ですよね。ふふ……」
 爱理の目が妖しく光る。
「甥っ子君と、仲良くなっちゃおうかな。优秀みたいだし、中々のハンサムよね」
「そ、それはダメだ!」
 思わず语気を荒げ、新ははっとしたようなり、狼狈した。
「いや、その……」
「ふふふ、わたしが他の男の人と仲良くなるのはお嫌かしら」
 女は両腕を胸の下で组み、豊満なバストを强调する。たわわな双乳がふるんと诱うように揺れた。
「でも先生がわたしの申し出を决断なさらないと、仕方ないじゃありませんか。そう、お决めになるだけでいいんです。高下会をわれわれの伞下に下さると。勿论、経営は先生ご自身に引き続きお任せするつもりですよ。それに……」
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