「それは……、同僚の様子を见に、ですかね」
「へえ……」
オーナーはある左手の方へと视线を遣る。
ユリアもそれに倣って、视线を同じ方へと向けた。
そこにもドアがあった。そしてそれは通路を経て、シャワールームへと繋がっている。
「贵女の同僚なら、今はご主人様とシャワールームでお楽しみ中よ」
「ふふふ、そうですか。幸せなアキラ君……」
二人の女は顔を见合わせると、くっ、と咽喉を鸣らして嗤った。
☆
ほらほらぁ、もっともっと、胸に溺れなさい……。
身も心も、とろとろに蕩けて、ますます快楽へと堕ちてゆくのよ……。
そして一生、わたし达の为に尽くすの、幸せよねえ、性奴隷君……。
女の豊乳に包まれて、男は今夜もまた终わりない快楽と共に射精を缲り返す。
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「ああ、俺は、奴隷。ご主人様の、性奴隷……」
シャワーの汤で火照った身体が络み合い、男の顔を女の豊乳が滑り、扱き上げていった。
汤よりも热い白浊が、二人の腿から足元へと流れてゆく。
ご主人様とその性奴隷――乳房によって繋がれた锁を强固なものにすべく、今宵もまた、魅了の仪式は続けられる……。
(おわり)
勇者祭司
僕は勇者。勇者アルク16歳。
今、魔王城に最も近い町の、教会に来ている。
祈りを捧げて、死んだときにこの町から再开できるようにするためだ。
早く魔王を倒さなくてはいけないのに寄り道はしたくないんだけど、仕方ない。
教会の中は、変わった造りだった。
教坛も长椅子も无く、小さなテーブル席がいくつも置かれている。
信者とシスター达が、そこで谈笑していた。
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知らない人が内観だけを见れば、カフェか何かだと思うだろう。
そして教坛があるべき场所には、女神像が饰られてた。
羽根の生えた全裸の美女が、优しく両手を広げている。
ありふれたモチーフだけど、グラマーな体つきで细部まで作り込まれてて、妙にいやらしい。
「ようこそいらっしゃいました、勇者様」
女神像に见蕩れていた僕に、女性の司祭様が声をかける。
「祈りを捧げに参られたのですね?
それでは、こちらにお座りください」
そう言って司祭様は、僕に近くのテーブル席を勧めた。
僕が勧められるままに座ると、司祭様は向かいに座った。
「惊かれたでしょう?
我々の信仰する神は、他とは少し変わっておりますので」
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