「あ、ああああっ、ああああっ」
男の口元は、下乳の间にあって、塞がっていない。そこから快感の喘ぎとも、悲鸣ともつかない声が洩れる。女の胸に魅了され、堕ちてから、男が自分から意味のある言叶を発することはなかった。最早自由意思は夺われ、自我も崩壊し、残っているのは牡の本能だけであるかのようだ。
女は巧みにその本能を、魅惑の豊乳で刺激し、确実に自らの支配下へと堕としてゆく。
そして……。
「バスト?フェチの胸依存者さん、もう贵男はわたしの胸で顔を扱かれることでしかイけないわ。ペニスもパンパンよ。さあ、胸の快楽を受け入れて、完全に堕ちてしまいなさい――」
完全に堕ちてしまいなさい――。
堕ちてしまいなさい――。
堕ちて――。
その瞬间、何も触れられていない男の阴茎が遂に暴発した。
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「あが、あががががががっっ――」
唤くような男の声と共に、白浊が喷き出る。それが男の腹や腿に挂かって、革张りのソファをも汚す。
どくどくと射精は留まることを知らない。射精をしている最中も、女は男の顔を激しく胸で扱き続けていた。
「ふふふ、あーあ、遂に出しちゃったわねえ。胸で顔だけを责められながらの絶顶は如何かしら……」
「くふぅーっ、くふぅーっ」
「悔しい? 屈辱? そんなことないわよね。贵男が表向きは公安局の捜査官でも、今は、その実态は、わたしのバストに屈服した堕落性奴隷ですもの……」
女が更に男の顔に双乳を押し当てる度、まるで阴茎を刺激しているかのように、白浊が喷き零れる。
「わたしの胸に扱かれ、溃され、壊れて、贵男は遂に射精までしてしまった。真性の性奴隷へと昇天してしまったのよ。隣のフロアでは、人々がおカネ目当ての欲望に热狂している同じ建物の中で、一人の男が密かに性の欲望を开発され、刺激され、曝け出されて、堕落させられているとは梦にも思わないでしょうね……」
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女は最后に、搾り取るように思い切り乳肉を男の顔に押し付ける。
びゅくびゅくと阴茎の先から白浊が飞び出して、射精はようやく落ち着いた。
それと同时に、男もまた、女の胸に顔を覆われた状态で糸の切れた人形のように脱力する。
しかし、実际には糸は缝い付けられてしまったのだ。女の胸による责めによって、それに依存し支配されるという强固な糸が……。
「堕ちたわね。完全に……」
女はパールピンクの唇を酷薄に歪める。
そして豊乳の拘束から、男を解放した。
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